アトラクション
2025.12.08
“忘れられた思い出”を探す旅へ。ZABOOM JOURNEY アップデート制作ストーリー

こんにちは!リトルプラネットPR担当のまっつんです!
突然ですが…。みなさん、新しくなった「ザブーンジャーニー」はもう体験されましたか?
壁面と床一面に広がるプロジェクションマッピング。ボールを投げれば物語が動き出し、体を動かすたびに光の波紋が広がる──。
まるで冒険の世界に入り込んだような体験ができる、リトルプラネットの人気No.1アトラクションです。
そしてこのザブーンジャーニーが、2025年11月13日に大幅アップデート!“忘れられた思い出”をテーマにした、新たな幻想的なステージが登場しました👀✨
今回はそのアップデートに込められた想い、「どうしてアップデートしたの?」「どんなふうに作られたの?」
──そんな制作の裏側を、皆さんにたっぷりお届けします!
🔗 INDEX
🔎 なぜアップデートしたのか?
🏢 “忘れられた思い出”とゴーストマンションのアイデア
👻 キャラクター「ベロン」に込めたメッセージ
🌀 異世界の奥行きをどう表現した?
😁 子どもたちのリアクションが“決め手”に
🔎 なぜアップデートしたのか?
ZABOOM(ザブーン)は2017年の登場以来、長い間リトルプラネットで最も愛されてきたアトラクションです。
ボールを投げると物語が進むダイナミックな仕掛け、床と壁いっぱいに広がる映像…。これまで多くのご家族に楽しまれてきました。
ですが制作チームは、長く続く人気だからこそ、こんな想いがあったそうです。
「もっと深く、もっと自由に、世界に“入り込む”体験をつくれないだろうか?」
「家族で一緒にワクワクできる“次のZABOOM”を届けたい」

そんな想いから、2022年には1度目のアップデートとして「ZABOOM JOURNEY」が登場。
冒険をテーマにした3つのステージが加わりました。
今回リニューアルされたのは、その中のステージ2。構想から3年越しで実現したアップデートです。
リトルプラネットでは“ストーリー”も大切にしていますが、同時に子どもたちにとっては 「体験そのものが楽しい」 ことが一番大事。
“ストーリー×体験”のバランスをどうするか──
その答えのひとつが今回のアップデートに込められています。
🏢 “忘れられた思い出”とゴーストマンションのアイデア
新ステージのテーマは “忘れられた思い出”。
そこに組み合わせたのが、“ゴーストマンション”という世界観です。
実はこのゴーストマンションのアイデア自体は、2022年の段階からすでに存在していたそう。
ただ、「どんな世界を描くのか?」という部分が固まってきたのは、今回の開発が本格的に進む中でのことでした。

ゴーストマンションの魅力は、フロア(階)が変わるたびにまったく違う世界を描ける という柔軟さ。
その特徴を活かし、
「遊びながらちょっとした学びにつながる体験がつくれるんじゃないか?」
というアイデアが広がっていきました。
今回フォーカスされたのは 昭和時代の思い出。
制作チームのメンバー自身が子どもの頃に遊んでいた“懐かしい遊び”や“風景”を元に、
親子三世代で楽しめる世界観に仕上げていきました。
小学校の音楽室。このブログを読んでいるママ・パパは見覚えあるのではないでしょうか!
実際にスクリーンで流れる映像
👻 キャラクター「ベロン」に込めたメッセージ
今回のアップデートに登場する新キャラクターが 「ベロン」。
一見すると悪者のような存在として登場しますが、実は…
「昔の良い思い出が消えてしまわないように集めている」
ちょっと切なくて、でも優しいキャラクターなんです。
中央にいるのが「ベロン」。その横で驚いているのが「ペロン」です
今では少なくなってしまった屋上遊園地、駄菓子屋、メンコ…。
そんな“かつての楽しい遊び場”が時代とともに姿を消していく様子も、このキャラクターの背景に込められています。


「良い思い出を忘れないでほしい」
「これからもたくさんの思い出をつくってほしい」
そんなメッセージが、このステージ全体を通して描かれています。
そして今回のアップデートで登場したのが、思い出の断片が眠る巨大なゴーストマンション「Z・BOOM(ゼットブーン)マンション」 です。
🌀 異世界の奥行きをどう表現した?
― ボールプールが“動くエレベーター”になるまで
今回のステージでひときわ印象的なのが、異世界へと続く扉や乱高下するエレベーター演出。
一見すると平面のスクリーンでありながら、まるでその奥に本当に別世界が広がっているかのような没入感があります。
ボールプール全体を“エレベーター空間”に見立て、自分自身がその中に乗り込んでいる感覚を味わえるように工夫されているんですよ!
画面いっぱいにエレベーターのサイズを合わせ、揺れる演出を加えることで、上昇・下降を身体で感じられるように設計。さらに窓の外には建物の風景を配置し、リアルな移動感を演出しています。
到着時に鳴る「チンッ!」というベル音も、あえてレトロな演出として取り入れたポイントで、細部まで作り込まれた演出が、空間全体の世界観を支えています。

実はエレベーター上部には、星マークのメーターがいくつか表示されています。これはエレベーターの動力源となる「スターエネルギー」の残量を表すもの。
ペロンと遊び、思い出を集めることでエネルギーが蓄積されます。
時にはエネルギー切れで地下へ落下してしまう、そんなスリリングな展開も用意されているんだとか…!
どこにたどり着くのかは、ぜひパークで体験してみてください。
😁 子どもたちのリアクションが“決め手”に
アトラクションの完成が近づいたタイミングで、スタッフの家族や子どもたちに協力してもらい、テストプレイが行われました。実際に遊んでもらったときのリアクションが、開発チームにとって大きなヒントになりました。
音楽室でのかくれんぼ体験は、実は最初から今の形だったわけではなく、企画初期の段階では、ペロンが隠れる場所が音楽室のあちこち(楽器の中など)に点在していて、隠れる範囲がとても広い演出でした。
その結果、
「どこで何が起きているのか分かりにくい」
「狙いを定めてボールを投げづらい」
といった課題が見えてきました。
そこで、体験そのものをもっと楽しんでもらうために、演出を大胆に見直すことに。隠れる対象を画面中央に集め、たとえば3つのロッカーのうち、どこか1つにペロンが隠れてシャッフルされるといった演出を導入しました。

「どこに隠れているかを当てる」という、直感的で分かりやすいゲーム性が加わったことで、その後のテストプレイでは、子どもたちが自然とペロンの居場所を認識し、狙いを定めてボールを投げるように。
しっかり楽しんでもらえている手ごたえを感じられた瞬間だったそうです。
このアトラクションで目指したのは、テーマパークのライドに乗っているような、ワクワクする体験。
エレベーターでたどり着くフロアごとに、まったく違う世界が広がり、さまざまな体験が待っています。
キャラクターたちが話しかけてくれる演出も、このアトラクションならではの魅力です。
冒険しているような感覚や、物語の世界に入り込む没入感を大切にしながら、ペロンと一緒に遊ぶ時間を通して、保護者の方にには、どこか懐かしい気持ちを。子どもたちには、新しい発見とワクワクを感じてもらえたら、という想いが込められています。

“忘れられた思い出”を探しにいこう!
新しく生まれ変わったZABOOM JOURNEYは、
「家族みんなで没入できる冒険」をテーマにした、まったく新しいボールプール体験です。
ぜひ、Z・BOOMマンションに眠る“忘れられた思い出”を探しに、ご家族で遊びにきてください!
ZABOOM JOURNEYを体験できるパーク一覧
・北海道
リトルプラネット イオンモール札幌苗穂
・福島県
リトルプラネット MOLTI郡山
・東京都
リトルプラネット ダイバーシティ東京 プラザ
リトルプラネット ららぽーと立川立飛
TOYLO PARK powered by リトルプラネット イトーヨーカドーアリオ北砂
・神奈川県
TOYLO PARK powered by リトルプラネット イトーヨーカドー ららぽーと横浜
TOYLO PARK powered by リトルプラネット グランツリー武蔵小杉
TOYLO PARK powered by リトルプラネット イトーヨーカドー大和鶴間
・千葉県
リトルプラネット KITE MITE MATSUDO
リトルプラネット ららぽーとTOKYO-BAY
TOYLO PARK powered by リトルプラネット イトーヨーカドーアリオ蘇我
・埼玉県
リトルプラネット イオンモール川口
Muchu Planet TSUTAYAレイクタウン
・静岡県
リトルプラネット ららぽーと沼津
・愛知県
リトルプラネット mozoワンダーシティ
・大阪府
リトルプラネット ららぽーと和泉
TOYLO PARK powered by リトルプラネット イトーヨーカドーあべの
・和歌山県
リトルプラネット モンティグレ和歌山
・岡山県
リトルプラネット 岡山天満屋
・広島県
リトルプラネット LECT広島
・福岡県
リトルプラネット ゆめタウン飯塚
リトルプラネット ゆめタウン久留米
・鹿児島県
リトルプラネット イオンモール鹿児島









