あのペットボトルロケットがデジタルに!?
遊び方を詳しくご紹介!

2019年11月、リトルプラネットに新たなアトラクションが加わりました。
その名も「WONDER AIR ROCKET/ふしぎな空気ロケット」!

小さなお子様でも安全に楽しめる、デジタルペットボトルロケットです。

今回の記事では、その遊び方や開発の裏話などをご紹介します。

1.ペットボトルをスキャン

画面上部にあるカメラにお手持ちにペットボトルを近づけるだけで、ロケットの準備が完了!

 

2.空気入れでロケットにエネルギーチャージ

足踏み式の空気入れを使って、画面の中のペットボトルロケットに空気を送り込みます。
制限時間は10秒。頑張って、いっぱい空気をいれてください!

3.飛ばす方向を決めて、発射!

ロケットを飛ばす舞台となる公園には、遊具のほかにロケットの的が設置されています。
着陸後は飛距離に応じて「公園クラス」から「伝説クラス」まで5段階のランキングが表示されますよ。

公園中に散りばめられた“〇〇で賞”を探そう!

飛距離に応じたランキングのほかに、着陸場所に応じた“賞”も用意されています。
滑り台の上に着陸すると“滑り台で賞”、公園の周辺に張り巡らされたネットにぶつかると“ネットで賞”など、ユニークな“〇〇で賞”は10種類以上!
どこに着陸したら賞がもらえるかは、やってみてのお楽しみ♪

いろいろな場所に着陸させてみて、賞を探してくださいね。
ちなみに…
「あと少しで届くのに!」というときには、ロケット発射後でも空気を追加で注入することができますよ!

 

ところで、この不思議なアトラクションはどうやって作られているのか…
気になりませんか?
今回は、「WONDER AIR ROCKET」を開発したエンジニアに開発の裏側を少しだけ教えてもらいました。

◆「WONDER AIR ROCKET」が生まれたきっかけ

今のリトルプラネットのアトラクションにはない新しい体験をこどもたちに届けたい。
そんな思いと、かつてクラスメイトたちと一緒に楽しんだペットボトルロケットの記憶が合わさり、このアトラクションは生まれました。
個人で自由にペットボトルロケットを飛ばせる環境は少なくなった現在。
こどもからおとなまで、気軽に、そしてなにより安全に楽しんでもらいたいという思いが込められています。

◆現実の空気を画面の中に送る仕組みとは?

現実世界にある空気入れから、画面の中のペットボトルロケットに空気を送ることができる…という不思議な体験には音声認識の技術が使われています。
電話ごしに息遣いや風の音が聞こえるように、空気入れにつながったマイクで音を拾い、その大小で空気の量を判別して画面に反映させる仕組みになっているとのこと。
アトラクションで遊んでいるだけでは、チューブの先にマイクがあるなんて、遊んでいるだけでは想像もできませんよね。

◆こどもレビューを経て、開発途中で追加した機能も

リトルプラネットのアトラクションを開発する際には、途中で実際にこどもたちに遊んでみてもらう“こどもレビュー”があります。

そこで気づいたのは…
こどもたちはずっと空気入れを踏んでいるということ。
空気を入れる制限時間が終わってロケット発射のカウントダウンがされてるときも、発射した後も、ずっと空気入れを踏んでいたのです!
それなら、画面の中でも何かリアクションがなければいけない。
そこから発射後の空気追加注入機能ができました。

 

いかがでしたか?
紹介したエピソードはほんの一部ですが、開発の裏話を知るとアトラクションがさらに面白くなりますよね。
他のアトラクションでもぜひ、「どうやって作られているんだろう?」という疑問を持ち、想像してみてください!

「WONDER AIR ROCKET/ふしぎな空気ロケット」は全国のパークに順次展開予定です。
お近くのパークに設置される日を楽しみにお待ちください!